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所蔵品展『郷土の書人展』

開催期間2017年9月16日(土)~2017年11月5日(日)
休館毎週火曜日、9/20(水)、9/25(月)、10/11(水)
時間午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場大垣市郷土館 1階 郷土美術室
ホームページhttp://210.172.214.172/devuser/bunka/news/data_1784.html
住所岐阜県大垣市丸の内2丁目4
お問い合わせ先0584-75-1231
所蔵品展『郷土の書人展』(リーフ表)
所蔵品展『郷土の書人展』(リーフ裏)
◎所蔵品展『 郷土の書人展 』

 文教の町大垣や近隣には、優れた書人も多く育ちました。野村藤陰、大野百錬、岩越雪峰、田辺東洲・東園、窪田華堂、等々枚挙にいとまがありません。
 今回、大垣市郷土館の所蔵品からこれらの書人たちの作品を紹介します。
 大垣市とその近隣の文化の素晴らしさを味わっていただけたらと願います。ごゆっくりご鑑賞ください。

【展示内容】書25点(書軸23点、書額1点、屏風1点)
【会場】大垣市郷土館 1階 郷土美術室
【会期】9月16日(土)~11月5日(日)
【開館時間】9:00~17:00(入館 16:30まで)
【休館日】毎週火曜日、9月20日(水)、9月25日(月)、10月11日(水) 
【入館料】一般:100円、高校生以下無料

◆小原鉄心≪1817~1872≫

作品名:『酔中大書』

 代々城代をつとめる小原家に生まれ、幕末期に26歳で家督を継ぎました。まず鉄心は藩政改革に努め、大垣藩の財政難を乗り切りました。
 藩主の命により、ペリー来航時の浦賀警備、禁門の変での長州藩との戦いなどに活躍し、慶応4年(1868)、参与として抜擢され新政府に出仕しました。
 鉄心は、藩内の佐幕派と尊皇派の対立を尊皇にまとめ、大垣藩の進むべき道を誤らせませんでした。その後、大垣藩大参事などに任じられています。梁川星巌らとも交流があり、詩文や書画を能くしました。人々からは尊敬の念を込めて、「藩老」と呼ばれました。

◆野村藤陰≪1827~1899≫

作品名:『楠公之詩』『梅花詩』

 大垣藩校の儒者。書や漢字は江馬細香に学びました。幕末から明治初期にかけて、大垣藩の子弟の教育に尽くした第一人者です。
 幕末に、藩老小原鉄心から教育に関する一切を任されました。彼の教えを受けた者は数千人にも及び、西濃地方で彼の教えを受けなかった者はいないと言われるほどの人物でした。

◆戸田 鋭之助 ≪1857~1943≫

作品名:『春池深且廣』

 大垣藩最後の家老です。当館の門、船板塀は鋭之助の屋敷のものです。明治11年第百二十九国立銀行(大垣共立銀行の前身)の設立発起人に名を連ね後、頭取になりました。
 また、明治21年の市町村制公布後、大垣町の初代町長となりました。
 その後、大垣商工会議所会頭として活躍し、近代大垣の確立に大きな貢献をしました。敬意を払い、作品を展示しました。

◆大野百錬≪1864~1941≫

作品名:『金剛碧波譚』『緑樹重陰蓋四鄰』『寿斎南極』『仏法僧の詩』『社頭雪』『夏目養老山看爆』

 野村藤陰に漢書を、菱田海鷗に漢詩を学びました。二十歳ころ、大垣中学校の漢文と書道の教師となり教育に携わりました。
 その後、各書道会の書道展で高く評価され、並ぶものなしといわれました。日比野五鳳をはじめ影響を受けた者は数知れません。

◆岩越雪峰≪1869~1949≫

作品名:『月瀬紀遊之一』『繅ゝ金線嫩』『和気満堂生祥』『無何有荘看梅』『寒蝉』『疎雨滴梧桐』

 西外側町生まれです。はじめ東京で洋画、油絵を志しましたが、病気により帰郷しました。その後、笠松の岩越家を継ぎ、書道の研究に傾注しました。
 日下部鳴鶴に師事して、後には独自に研鑽しました。晩年は大日本書道作振会などの審査員をつとめました。

◆田辺東洲≪1883~1951≫

作品名:『梅花繞屋香成海』『君主遊楽万機軽』

 大垣市上面生まれです。大垣中学、金沢専門医学校、京都帝国大学を卒業し、郭町で眼科医を開業、草分けだったので盛況でした。大野百錬を中心とする書道グループで書を学びました。
 東洲は絵画も野原桜州について学び、達磨を好んで描きました。

◆田辺東園≪1887~1934≫

作品名:『富貴於我如浮雲』『尋芳不覚酔流霞』

 安八郡神戸町瀬古、吉田氏宅に生まれました。本名、文子。県立大垣高女を卒業後、東洲と結婚し、ともに書画を学びました。

◆冨長蝶如≪1895~1988≫

作品名:『吉野懐古詩』『戸田公入城三百五十年紀念』

 近代日本における郷土の漢詩人で、大垣市文化功労者となりました。18歳のとき、愛知県の漢学者服部檐風に漢学、詩文の教えを受け「蝶如」の号を授かりました。
 東本願寺管長法主の文書を司り、大谷大学、同朋大学へも出講しています。大垣、一宮、岐阜、名古屋等で吟社を設け、詩文を説きました。

◆窪田華堂≪1921~2004≫

作品名:『葛生桂雨琵琶歌千本松』『朝に寄せる挽歌』

 揖斐郡揖斐川町に生まれました。35歳で日展に初出品し入選しました。昭和41年清雅会を設立、毎年一回書作展を開きました。大垣市文化連盟設立に参画、大垣市文化会館広場に「文房至宝碑」を建立しました。
 大垣美術家協会理事長、大垣市功労者、中部日本書道会名誉顧問などになっています。

◆百錬、東洲・東園、木南、梅厓 、翠峰、潮音

作品名:『寄せ書き』

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