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髙垣篤 陶展

開催期間2018年1月15日(月)~2018年1月26日(金)
休館土日祝
時間10:00~19:00 最終日17:00迄
会場f.e.i art gallery (フェイアートギャラリー)
ホームページhttp://www.f-e-i.jp
住所神奈川県横浜市西区楠町5番地1深作眼科ビル1F
お問い合わせ先E-mail fei@fukasaku.jp  Tel. 045-325-0081
作品イメージ画像
この度、f.e.i art gallery では「髙垣篤 陶展」を開催致します。焼き物を通じて何を表すことが出来るのかを考え、本質を探る作陶をされている髙垣篤氏。今展に向けて「制作というものが果断なき志行とするならば制作は常に途上にある。いくつもの途上の作が並立している様が、私の葛藤であり時とともに在ることから、焼物的プロセスは軟ー硬くなり、焼成され変質し、ヒビが入る、そこで完成はでて来ないその状態こそが望まれるときである。」とコメントして頂いています。
大作5点を展示予定。迫力のある陶芸作品ご覧いただけます。

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髙垣篤造形論―形と構成の秘密

金子賢治 
茨城県陶芸美術館長
多治見市美濃焼ミュージアム館長


「茜青磁―屹立」「稜立」「憧立」(2005~07年)の「立」三部作は、何よりも観る者に迫ってくる力強い形に特徴がある。縦に文字通り屹立する氷壁が折曲がるように横に連なっていく。正面性に強い作品であるが、思いの外奥行きが深い。その分厚い横幅がまたどっしりとした重厚感を作り出し、作品の迫力を一層増幅している。
 などと思って、この作家の造形の本質に迫るような力強さに感じ入り、ウーッと唸っていたのも束の間、作家はもう次の新しいシーンに飛んでいた。それが最近の面の組み合わせによる、赤と黒の色彩を伴った作品である。
 かなり幾何学的な秩序を意識したもので、赤のボディーを黒い面の枠組みが抑え込むというような、構成的な作品群である。赤いボディーも黒い枠組みもすべてが「土から陶へ」と焼成の両プロセスを予想させる微妙な揺らぎを残している。
 その両プロセスがあたかも無かったかのように平滑に整然と存在する「立」三部作。構成的な仕種でいかにも彫刻性を印象付けながら内部空間を見せ陶芸的に揺らぐ「赤と黒」。
 「土から陶へ」と「表現」。それは常に相反する動きによって表現者を悩ませ、また悦ばせる。それを掛け値なしのギリギリのところで凝縮する髙垣。そこに造形と人間の表現の「本質に迫る迫力」が醸し出される。
 そして結局、この作家の形の意識、形のセンスのカッコ良さにスブスブッと取り込まれ、深みにはまっていくのである。

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