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シェレンバウム・ゾエ「mare marginis - 縁の海」

開催期間2018年4月20日(金)~2018年5月20日(日)
休館月曜日
時間12:00-19:30 /日曜17:00 まで
会場Kanzan Gallery
ホームページhttp://www.kanzan-g.jp/zoé_schellenbaum.html
住所東京都千代田区東神田1-3-4 KT ビル2F
お問い合わせ先E-mail info@kanzan-g.jp  Tel. 03-6240-9807
シェレンバウム・ゾエ「mare marginis - 縁の海」
Kanzan Curatorial Exchange「残存のインタラクション」vol.3
シェレンバウム・ゾエ「mare marginis - 縁の海」

シェレンバウム・ゾエの個展「mare marginis - 縁の海」を開催します。
ゾエは、場所の固有性を見出しかつ表現化される営みを、芸術表現という領野から実践的な問いかけをして来ました。近年は「ゲニウス・ロキ」を主題として掲げ、目に見えない繊細で詩的な相互作用が人々とその環境にいかに形成しているのか、国内外で様々な方法を用いて発表しています。
ゾエの出生地はニューカレドニア、育った場所がフランス、現在では日本に拠点をおき、彼女自身のルーツへの眼差しから始まった問題意識は、表現活動のみならず学際的な研究に向けても展開しています。場所と場所のあいだで起こる交錯的経験や、土地に潜在する力(物語)といった、「dépaysement」の経験 -知らない異国の地に踏み入れた時に感じる道に迷った感覚を、3つの国の間に立つことで見出される創発的な混淆とするべく、その議論の開かれた場としても展覧会を企図しました。
展覧会場では、ニューカレドニアでの現地調査をもとに、儀式的な土器、船具の帆、伝統的な天測航法(航海術)に関する資料を用いて、映像インスタレーション、映像作品、ドローイングと合わせて構成しています。

残存のインタラクション:
写真や映像といった記録メディアにおける残存とはなにか。イメージ特有の振れ幅が語りを誘発し、語りを困難にもする。「残存とは時間感覚の喪失をもたらす症状にほかならない」(ジョルジュ・ディディ=ユベルマン)。映画におけるドキュメンタリーの手法を問い直す映像作家(飯岡幸子)、芸術作品や作家性に議論喚起を企てる美術家(原田裕規)、土地や場所が与する相互作用を表出させるアーティスト(シェレンバウム・ゾエ)の全3回の展覧会(個展)を通して、記録や表現の行為に迫っていきその意味を問い直す。

[イベント]
トークイベント+オープニングレセプション:4月28日(土)17:00 -
ゲスト:里見龍樹(早稲田大学人間科学学術院専任講師/文化人類学、太平洋地域研究)

Zoé Schellenbaum(シェレンバウム・ゾエ)
1990年、ニューカレドニア・ヌメア生まれ。アーティスト。2013年、ナント美術学校修士課程修了。現在東京藝術大学大学院美術研究家油画専攻博士課程、文部科学省国費留学生。過去の展示に「Débords du monde II」 Carte Blanche、Mire x Trempolino x APO33、La Fabrique(2017年、アートセンター、ナント市)、「Débords du monde」アート・ミックス・ジャパン 2017(旧小澤家住宅、新潟市)、「De la Terre à la Lune/地球から月へ」 Institut Français + Ville de Nantesサポートプログラム(アーティスト・イン・レジデンス、金沢市、2014年)等。
http://www.zoeschellenbaum.com/

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