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国島 征二 展「記憶の成層圏VIII」

開催期間2018年6月23日(土)~2018年7月8日(日)
休館会期中無休
時間13:00-20:00
会場L gallery
ホームページhttp://l-gallery.jp/
住所愛知県名古屋市名東区本郷 1-43 The Apartment LiF F-1
お問い合わせ先052-774-5599
A.C -7A 16-13 H11×W39×D27cm/2016
CAN & BRUSH 18-A H49×W21×D13cm/2018
Wrapped Memory “Telephone Book Hello page 03-04” H18.5×W31×D5cm/2008
Eggs H9×W39×D15.5cm/1974
 「旧いものが出てきたんだ」と連絡があった。新旧数多の作品と対面し、これらはすなわち、作家として生きてきた一人の男の歴史そのものだと思った。帰るころには、もうすっかり帳は下りていた。

 カーブの続く下りの山道、慌ててブレーキを踏む。鹿が、じっとこちらを見つめていた。夜の空色よりも、なお漆黒に潤んだ瞳。目があったのは、ほんの一瞬だった。まだ若く美しい肢体は、目の前を二蹴りほどで横切り、林の中へ消えていった。ふうっ…溜息とともに緊張が解ける。山に入るとこうして、普段は無縁の、生と死の循環を肌で感じる事象に出くわすものだ。

 何をせずとも眠ってしまえば今日は終わり、明日はやってくる。しかし国島征二は、作品をつくらなければ一日は終わらず、新たな日もやってこない、とでもいうように制作を続ける。制作はまた同時に自己を再生する、日常に組み込まれた通過儀礼なのかもしれない。同じようにみえて、昨日とちがった「わたし」で作品に向かう。それが作家としての自然であり、理なのだろう。

 今展では、1970年代と近作、40年以上も隔たりのある作品が肩を並べる。日々更新される作家の歴史を、よりはっきりと感じられる機会となるはずだ。

※ 2018.7.14 (土) - 29 (日) の日程で、国島 征二 展「記憶の成層圏VIII」Part2. を開催いたします。なお、Part1. Part2.で作品の入れ替えをいたします。

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